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NAME="GENERATOR"
CONTENT="Modular DocBook HTML Stylesheet Version 1.7">実用的な例次により実用的なことをしてみましょう。ページを見ているユーザが使用 しているブラウザの種類を確認してみます。これを行なうには、ブラウザが HTTPリクエストの一部として送信したuser agent文字列を調べます。 この情報は、変数に 保存されています。PHPでは、変数名は常にドル記号で始まります。 今、使用する変数は、$_SERVER["HTTP_USER_AGENT"] です。
この変数を表示するには、以下のようにします。
PHPで利用可能な変数の型 には多くの種類があります。上の例では、 配列 の要素を 出力しています。配列は、非常に有用です。 $_SERVER は、自動的にPHPで利用可能な 変数の一つに過ぎません。マニュアルの 予約変数のセクションで リストを参照することができます。また、以下のようなファイルを作成する ことにより、完全なリストを入手することができます。
ブラウザにこのファイルを読み込むと、利用可能な全ての変数のリストとともに PHPに関する全ての情報を参照することができます。 PHPタグの中に複数のPHP命令を置くことができ、echo文以上のことを行なう コードブロックを作成することができます。 例えば、インターネット・エクスプローラかどうかを調べたい場合は、 以下のようにします。
ここで、新しい概念をいくつか導入します。 if 文を使用しています。 C言語の基本構文を知っているとしたら、理解できると思います。 C言語や上記の構文を使用する他の言語をあまり知らない場合には、 PHPの入門書を手にとって最初の数章を読むか、このマニュアルの 言語リファレンスの部分を読むべきです。 http://www.php.net/books.phpでPHP関連の 本のリストを参照することができます。 二番目の新しい概念は、strstr()関数のコールです。 strstr() はPHPに組み込まれた関数で、 文字列の中である文字列を探します。この場合、 $_SERVER["HTTP_USER_AGENT"]の中で "MSIE"を探しています。この文字列が見つかった場合、 この関数は TRUE を返し、見つからなかった場合には FALSEを返します。 この関数がTRUEを返し、if 文がTRUEと評価すると、その{波括弧}の中のコードが実行されます。 そうでない場合は、実行されません。 if, else と strtoupper() や strlen() のような他の関数で、似たような例を作ってみてください。 関連するマニュアルの各ページにも例がのっています。 この例を少し発展させて、PHPブロックの中からでもPHPモードから出たり 入ったりすることができることを以下に示します。
何かを出力する際にPHPのecho文を使用する代わりに、PHPモードを抜けて、 通常のHTMLを送信しています。ここで注意すべき重要で強力な点は、 スクリプトの論理フローが損なわれないということです。 strstr() が TRUE または FALSEのどちらを 返すか、言い換えるとMSIE が見つかったかどうかに 基づき、HTMLブロックだけが見る側に送信されることになります。 |