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The Fvwm2 Module

FVWM1 モジュールからの変更点

幾つかの箇所において、 FVWM2 モジュールと FVWM1 モジュールでは大幅な違いがあります。 例えば、 多くの全体的な設定項目は「ウィンドウのスタイル」ページへと移動しており、 また、各種設定は基本的に二つのウィンドウを使って行うようになっています。

FVWM2 の状態についての注意事項

このモジュールの作成時点において、 FVWM2 は未だ開発途中のβバージョンです。 従ってこのモジュールは、 FVWM2 のドットファイルの書式、あるいは予約語等の変更に伴い、 新しい設定ページが追加されたり、または削除されたりと、 度々変更される可能性があります。

InitFunction と RestartFunction

FVWM2 の起動時に同時に起動させたいプログラムやモジュールがある場合、 InitFunctionRestartFunction という、 特別な関数を作ることができます。 InitFunction は FVWM2 が起動したときに呼び出され、 RestartFunction は FVWM2 が再起動したときに必ず呼び出されます。 従って、何らかのプログラムを同時起動させたい場合には、 InitFunction にのみ組み込みます。 もしモジュールが RestartFunction へ組み込まれていたとすると、 FVWM2 は再起動時にそれら多重起動したプログラムを終了させます。

出力ファイルの使い方

可能な限り FVWM2 モジュールが完全なものとなるよう努力しましたが、 幾つかの点については GUI で設定を行うことができません。 (典型的な例として、FVWM1 のモジュールはこのモジュールでは扱えません。) 従って、このモジュールで設定した内容を ~/.fvwm2rc へ直接生成するのではなく、 ~/dot.fvwm2rc として生成し、~/.fvwm2rc ファイルから Read コマンドを使って読み込むことをお勧めします。

設定例:

--- start of ~/.fvwm2rc ---
Read dot.fvwm2rc

* ここから下にその他の設定を記述する *
--- end of ~/.fvwm2rc ---